Enums
OpenCV の列挙型は非常に多く、便利に使用するために、よく使われる列挙型を capybara に整理しました。これらの列挙型は、一般的なパラメータやタイプを参照するための明確で便利な方法を提供し、コードの可読性と保守性の向上に役立ちます。
ほとんどの列挙型の値は直接 OpenCV の列挙値を参照しており、これにより列挙値の一貫性が保たれます。別の列挙値を使用する必要がある場合は、OpenCV の列挙値を直接参照できます。
列挙型の概要
- INTER:異なる画像補間法を定義します。
- ROTATE:画像の回転角度を定義します。
- BORDER:境界処理方法を定義します。
- MORPH:形態学的操作の構造要素の形状を定義します。
- COLORSTR:端末で表示される色の文字列を定義します。
- FORMATSTR:文字列の書式設定を定義します。
- IMGTYP:サポートされている画像ファイルタイプを定義します。
capybara.INTER
画像のサイズ変更や再サンプリング時に選択される補間法。
NEAREST:最近傍補間。BILINEAR:二線形補間。CUBIC:三次補間。AREA:面積補間。LANCZOS4:Lanczos 補間(4 つの Lanczos 窓を使用)。
capybara.ROTATE
画像の回転角度。
ROTATE_90:時計回りに 90 度回転。ROTATE_180:180 度回転。ROTATE_270:反時計回りに 90 度回転。
capybara.BORDER
画像の境界の拡張方法。
DEFAULT:デフォルトの境界処理方法。CONSTANT:定数境界、指定した色で埋める。REFLECT:鏡面反射境界。REFLECT_101:もう一つの鏡面反射境界。REPLICATE:境界の最も外側のピクセルを複製。WRAP:ラップ境界。
capybara.MORPH
形態学的フィルタリングで使用される構造要素の形。
CROSS:十字形。RECT:矩形。ELLIPSE:楕円形。
capybara.COLORSTR
コンソール出力の色コード。
BLACK:黒。RED:赤。GREEN:緑。YELLOW:黄。BLUE:青。MAGENTA:マゼンタ。CYAN:シアン。WHITE:白。BRIGHT_BLACK:明るい黒。BRIGHT_RED:明るい赤。BRIGHT_GREEN:明るい緑。BRIGHT_YELLOW:明るい黄。BRIGHT_BLUE:明るい青。BRIGHT_MAGENTA:明るいマゼンタ。BRIGHT_CYAN:明るいシアン。BRIGHT_WHITE:明るい白。
capybara.FORMATSTR
文字列の書式設定オプション。
BOLD:太字。ITALIC:斜体。UNDERLINE:下線。
capybara.IMGTYP
サポートされている画像ファイルタイプ。
JPEG:JPEG 形式の画像。PNG:PNG 形式の画像。